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    • 2013.01.24 Thursday
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    新井友香×ペヤンヌマキ 特別トーク第4回

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      特別トーク
      演出にブス会*のペヤンヌマキさんを迎えて送る、来年1月の劇団宝船番外泥船公演。

      それに先駆けてお送りする、脚本の新井と演出のペヤンヌさんの放談、第4回は「貸してはいけない!」です。


       

      ――1月の公演『撫で撫で』には、主人公のひとりの彼氏として、東大出だけどぐずぐず言って働かない無職の男性が登場します。ダメ男なのに惹かれてしまうポイントみたいなものがあるんでしょうか。


      新井 この人はただの無職じゃない、って。本当は才能がある人なんだ、っていう。


      ペヤンヌ そういう、自分の中でのポイントみたいなものが…。


      新井 うん。必ず「仕事何やってる人?」「無職…あ、でも東大なんですけど」って言って回らなきゃいけないけど。


      ペヤンヌ 無職っていうと聞こえは悪いけど…みたいな(笑)。


      新井 インテリな人って、自分が働かないための理屈もすごく考えるから、たぶん哲学者とかって怠け者がなるんだと思う。働かない理由を素晴らしく言えるために考えてるから、たちが悪い(笑)。たぶん、語るよりも黙々と体を動かしてる人が最も素晴らしいですよね。


      ペヤンヌ わりとステキな言葉を持ってる人に惹かれるけど、そういう人って理屈っぽいから、つべこべ言わずに働くっていうタイプの人じゃないんですよね。まず体が動く人はあんまりそういう理屈こねないというか、別に言葉を重視してない。


      ――男の人のほうが、そうやってプライドでがんじがらめになって窮屈な思いをしてそうですね。


      ペヤンヌ 男の人ってなんか変なプライドに縛られて、恵んでもらってでも働かない人とか(笑)いますよね。


      新井 恵んでもらってるくせにいっちょまえにそのことにプライド傷ついてるからね(笑)。逆に、じゃあその分いい仕事しまっせ!って家事やら何やらやればいいけど、女からお金をもらって「俺は傷ついてる」って、金をもらってるくせに恨んだりとかするから。


      ペヤンヌ お金を渡していいことって絶対ないですよね(笑)。


      新井 ない。絶対恨まれるだけ。


      ペヤンヌ 貸してもありがたがられないですしね(笑)。返ってこないわありがたがられないわ。別れる時に「あの金、貸したよね?!」とか言ったらこっちのほうが卑しい人間みたいな(笑)。すごいさげすまれた目で、そんなことを言うようになってしまったかお前は、みたいな目で見られて。


      新井 ほんと、そう(笑)。お金に関しては、別にもう出しちゃった分とかはいいけれども、その人をもう1回人間としてカウントするには、多少でもお金を返してもらわないともう人間とはカウントできない。それを向こうは都合良く、返さないでいいことに何かでしてるんだと思うけど。


      ペヤンヌ 記憶塗り替えられてますよね。そういう人が結構身近にまだいて、会ってもその記憶ってまるでないですから、たぶん借りてたっていう記憶が塗り替えられてると思うんです。


      ――借りる時は傷ついてるのに結果忘れるっていう。


      新井 ね。で、たぶんそのお金をむしり取った相手に対して、尋常じゃない感情になっていくんだと思う。恋愛対象からはお金を渡した時点で外されるな、と。身銭を切って対象から外され、あげく借りた事は忘れられる。


      ペヤンヌ 全然なんの得にもならないことをやってる。お金を渡してるほうは、愛情注いでるみたいな自己満足がありますよね。あと、お金がないから一緒にもごはん食べに行けないじゃないですか。私が出すから一緒に行こうよ、みたいになっちゃったりとかして。出かけるにも結局金ない人とつきあってると「金がないから行けない」とか言われて。


      新井 ありますね。「遊びに行きたいねー」「金ないから」とか(笑)。お金がないなりに、図書館行くとかやたら散歩するとか、工夫して娯楽を見つけてるのはいいんだけど、だったらやっぱり働いてくれた方がありがたい(笑)。


      ――そこで、喜ばせたいから頑張って働くのがいい男性かもしれないけど、なかなかそうはいかないんですね。


      ペヤンヌ やっぱ、夢を追ってる人ってそこが第一だから、夢さえあれば働かなくても、みたいな基準がありますよね。ものを作ってる人だと、「俺は金は稼いでないけど作品はおもしろいんだからいいじゃねえか」みたいな、自分のプライドがそこにある(笑)。それがお金につながれば一番いいんでしょうけど。


      ●劇団宝船 番外泥船公演『撫で撫で』

      学生時代からの親友同士、マリカ(西牟田恵)とメグ(高木珠里)は共に38歳。 マリカはサークル仲間の千々岩(黒田大輔)と結婚し、今は働くかたわらで妊活中だが、なかなかうまくいかない憂さを晴らすようにホームパーティと称して仲 間と家飲みでガス抜きをしている。一方、メグは年下の恋人・大哉(岩瀬亮)との関係に自信をなくしていた。

      結婚と妊娠をめぐる、“期限”目前の女たちを巡る物語。


      脚本/新井友香 演出/ペヤンヌマキ

      出演/西牟田恵、黒田大輔(THE SHAMPOO HAT)、岩瀬亮、島田桃依(青年団)、高木珠里/飯田一期、伊藤俊輔(ONEOR8)、川面千晶(ハイバイ)、川本直人、佐久間麻由、高松呼志響、山崎和如

      2013130日〜23日座・高円寺1にて。



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