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    • 2013.01.24 Thursday
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    新井友香×ペヤンヌマキ 特別トーク第1回

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      特別トーク

      男と女の打算や機微、そこから生まれる可笑しさを昼ドラさながらにてんこ盛りで描きだす、新井友香=劇団宝船の世界。
      来年1月の公演では番外泥船公演と銘打って、演出にブス会*のペヤンヌマキさんを迎え、より濃くて深い女の闇を笑いを交えつつえぐり出していきます。

      公演はまだ先ですが、これからしばらくこのスペシャルページで、脚本の新井と演出のペヤンヌさんの、作品世界にも通じるテーマの放談をお届けしていきます。


      まずは宝船の世界に欠かせない(?!)「ダメな恋愛」について。

       


      新井 恋愛で悩んでぶち当たることって、すごくくだらないことが多くて麗しいことって実は少ないんですよね。“あいつ冷蔵庫のキムチ食いやがって”みたいなことが積もり積もって、っていうことが多い。それを物語にしようとすると、出てくるのはダメな人のほうが話的に盛り上がるなっていうのはあります。


      ペヤンヌ 恋愛って一番人間性が出る部分ですよね(笑)。他のことには客観性があっても、自分の恋愛になるとそれがなくなっちゃったりってことがよくある。


      新井 端から見ると相当滑稽なことが多いですしね。あと、日々そんなにひどい思いをしてるわけじゃなくても、溜めておくと自分もウワーってなりそうだからネタにしちゃえ、みたいなところはあるかも(笑)。今、旦那さんがどうとかっていうわけじゃないんだけど。


      ペヤンヌ ネタにすると、イヤな思いしたことが全部救われる気がする(笑)。そこでストレス発散してる部分はあります。前回の宝船公演(『愛の躯』)を見た時、これ自分のことじゃないの?って思ったことがあって。金にだらしない男に見切りをつけて自分から別れたのに、いざ他の女と付き合い出されたら、惜しくなって、自分のほうが浮気相手という立場で元彼とよりを戻し、しかも会うために結局ラブホ代まで自分が出しちゃってるという。恋愛してるとそういう、何やってんだ、みたいなことってあるなーと思って(笑)。新井さんもそういう恋愛をしてきたのかなってちょっと興味を持ったりしたんです。


      新井 実際するかしないかのラインは人によってあるけれど、タイミングが合えばそういうことは起こるなーとは思っていて。心の中で切り捨てたような相手でも、目の前ちらちらされたら、自分に未練があるからなのかなと思ったり、もしくは、別の人と幸せそうにしてればそれはそれで、自分といたのは何だったんだってなるから。それは相手のことをまだ好きだからっていうより、自分といたことを肯定したくてもう1回つつく気になるんじゃないかなあ。


      ペヤンヌ 自分と一緒にいた時は働かなかったのに、他の女とつきあいだしたら働くっていうのは、自分がダメだったのかなあ?とか(笑)。


      ――『愛の躯』を観た人からは、共感したという意見も多かったとか。


      新井 そうですね。だから、イヤな思いをしたのは自分だけじゃないんだなって思って(笑)。今までイヤだったなと思うことは、なるべくギャグにしたいっていうところはある。


      ペヤンヌ 笑い話にすると救われますよね。お金の貸し借りの問題とかって、実際だと結構笑えないところがあったりするけど(笑)、笑い話にするとバカだったなーって救われる。で、またそういう話を共有することによって、私もそうだった!っていう傷のなめ合いを(笑)。


      新井 世の中には、大した打算もなく、普通にお金持ってて性格もいい人と普通に恋愛して幸せになってる人はたぶんいるんだけど……。


      ペヤンヌ なんの違いなんですかねえ?(笑)


      新井 ねえ? 若い時に、普通に就職してOLとかになって結婚して、あんまり不満も言わずに人生を生きていたらたぶんああなっていたと思うんだけれども、何故自分はそこからはずれたんだろうって(笑)。


      ペヤンヌ それはしょっちゅう思います(笑)。30前後になると、そういうことを思うことばっかりで。


      新井 人生をやり直すとしたら、別にその恋愛をっていうんじゃなくても、もうちょっと若い時にいろいろ獲得できるものはあったのに全く見過ごしてたなって。


      ペヤンヌ そう考えると、今まですごいうかつだったなって思います(笑)。


      ――妙に個性とか反骨精神を出しちゃうと、マイホーム的なものからは遠のいてしまうんですかね。


      新井 演劇をやりたいなーとか思っていると、普通のサラリーマンはまず普通に奥さんにしてくれないよなとかって(笑)。毎日夜10時過ぎに帰ってくんなよって、子どもも早く生んでくれよって思われるよね。


      ペヤンヌ 演劇サークルにいた子とかでも、ちゃっかりしてる子は早々と演劇から足を洗って普通の会社員と結婚したりしてますもんね。


      新井 ね。そこ、どこで見極めたんだろうって。逆に、演劇を続けた結果役者として売れていればそれはいいんだけれども、そうもなかなかなれなくてタイミングを逸するっていうのは恐ろしいことだなと(笑)。自分も遅ればせながら結婚してみたり子どもを生んでみたりしたけれども、どっちもなんとかぎりぎり間に合ったっていう感じだったから。

      〈第2回に続く〉
      このシリーズは週1回更新予定です。


      ●ペヤンヌマキさん脚本・演出・主宰 ブス会*公演

      まもなく公演開始!チケット絶賛発売中!!

      第3回ブス会*『女のみち2012

      AVの撮影現場を舞台に渦巻く、女たちの様々な感情を描く、「すべての賞味期限切れ女に捧ぐ」群像劇。2006年にポツドール番外公演“女シリーズ”第1弾として上演された「女のみち」の6年後を描く新作。20121011日〜14日下北沢ザ・スズナリにて。

      http://busukai.com/



       


      ●劇団宝船 番外泥船公演『撫で撫で』

      学生時代からの親友同士、マリカ(西牟田恵)とメグ(高木珠里)は共に38歳。 マリカはサークル仲間の千々岩(黒田大輔)と結婚し、今は働くかたわらで妊活中だが、なかなかうまくいかない憂さを晴らすようにホームパーティと称して仲 間と家飲みでガス抜きをしている。一方、メグは年下の恋人・大哉(岩瀬亮)との関係に自信をなくしていた。

      結婚と妊娠をめぐる、“期限”目前の女たちを巡る物語。

      脚本/新井友香 演出/ペヤンヌマキ

      出演/西牟田恵、黒田大輔(THE SHAMPOO HAT)、岩瀬亮、島田桃依(青年団)、高木珠里/飯田一期、伊藤俊輔(ONEOR8)、川面千晶(ハイバイ)、川本直人、佐久間麻由、高松呼志響、山崎和如

      2013130日〜23日座・高円寺1にて。



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